どんなときに帝王切開になるのか

どんな時に帝王切開になるのか、帝王切開の費用(高額医療費)や保険、産後の傷跡ケア、リスクなど詳しく解説します。
どんなときに帝王切開になるのか

妊娠の経過の中で自然分娩ができない、あるいは自然分娩をすることで赤ちゃんやお母さんが危険な状態になりうると判断されたとき、帝王切開での出産が選択されます。また、分娩の途中で、そのまま自然分娩を続けては、赤ちゃんやお母さんの命や健康に危険が生ずる恐れが出たときに、急遽、帝王切開に切り替えられることもあります。

自然分娩を選べない原因が妊娠中から判明し、帝王切開での出産があらかじめ予定される場合を、「予定帝王切開」といいます。「逆子」「多胎妊娠」「児頭骨盤不均衡」「前置胎盤」「前回帝王切開」「高齢出産」などの理由で、帝王切開が選択されます。自然分娩では赤ちゃんは子宮から産道を通って生まれますが、その通り道が確保されないケースが多く、また、自然分娩にかかる時間が長引いたときの負担があらかじめ大きいと懸念される場合も予定帝王切開となることがあります。

分娩の途中で急遽切り替えられる「緊急帝王切開」の原因としては、「胎児機能不全」「常位胎盤早期剥離」「微弱陣痛」「遷延分娩」「回旋異常」などがあります。自然分娩の途中で、赤ちゃんの生命を脅かす事態になったり、出産が長引くことにお母さんの体が持たなくなってしまい、一刻も早く赤ちゃんをお母さんのお腹から取り上げる必要が生じたときに、帝王切開に切り替えられます。

誰でも妊娠が確定したときイメージするのは自然分娩でしょう。予定帝王切開のお母さんは、「なぜ、帝王切開なのか」ということや出産に備える準備やその後のおおよその経過、リスクなどの説明をきちんと受けてください。また、緊急帝王切開で赤ちゃんを出産したお母さんも、帝王切開に切り替わった経緯の説明を医師に求めてください。

なかなか余裕もなく、気の引けることかもしれませんが、納得のいかない想いを残すことは避けたほうがいいでしょう。その必要性を理解して詳しい説明に時間をかけてくれる医師に会えたら最高ですね。そうすることが、帝王切開での出産を心から肯定できることにつながってくるのです。

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帝王切開WEBガイド 新着情報

帝王切開の出産についてご紹介します。日本において帝王切開での分娩は全体の16パーセントほどにのぼります。この数字をみてみると6人に1人の赤ちゃんが帝王切開によって誕生していることがわかります。近年では、帝王切開での分娩が増加傾向にあります。それは手術の技術が向上してより安全性が確保できるようになってきたことや、赤ちゃんの安全を重視する傾向によるものと考えられます。

また、帝王切開は外科手術の中でも安全性が高いのためお母さんの回復も比較的早い手術です。分娩時のトラブルで医師が訴えられる訴訟の増えてきたことから、より安全性の高い帝王切開が選択肢の一つとして大きな位置を占めるようになってきました。ちなみに、帝王切開の割合はアメリカでは3割だといわれております。そして、ブラジルや韓国では4割に上ります。

出産は命がけ、というように日本では昔から言われています。自然分娩での出産の大変さをさしているものですが、帝王切開での出産もまた、お母さんにとってとても大変な仕事です。一つの命を誕生させることに、文字通りお母さんは身を削っているのです。それは自然分娩でも帝王切開でもなんら変わったことはありません。母性なしには成し遂げられないものだといえます。