帝王切開について

日本で「帝王切開」によって出産した人は、2005年の統計でみてみると、総出産数106万人のうち17%にあたる約18万4千人と推定されているそうです。つまり妊婦さんの6人に1人が帝王切開によって出産していることになります。また、出産数自体は減少しているのですが、それにもかかわらず、帝王切開による出産は過去20年間でみると約2倍に増えています。

 

その理由としてあげられるものは、赤ちゃんの安全を重視するようになったことや医療技術の進歩によって、より安全な手術ができるようになってきたことがあげられます。 選択もしくは予定として帝王切開が行われる主なケースとして逆子(骨盤位)、多胎妊娠、児頭骨盤不均衡、前置胎盤、前回帝王切開、高齢出産などがあげられます。

 

逆子(骨盤位)というものは、どういったものかというと、通常では赤ちゃんはお母さんの子宮の中では頭を下にしています。しかし頭を上にした姿勢でいることもあります。この状態を「さかご」といいます。自然分娩を行うと大きな頭が最後に出ていくため、臍帯が赤ちゃんの頭と産道にはさまれてしまい赤ちゃんに十分な酸素が届かなくなる恐れがあることがわかっています。そのため、赤ちゃんの安全性を重視して帝王切開がばれることがあります。