帝王切開が選択される場合

帝王切開が選択される場合には、妊婦さんの状態をみて判断されることになると思います。例えば常位胎盤早期剥離という場合もそうだといえます。この常位胎盤早期剥離は赤ちゃんが出生する前に胎盤が剥がれることによって子宮内に大量の出血が起こってしまい危険な状態になることから、すぐに赤ちゃんを取り出す必要があるとされています。

 

他にも妊娠高血圧症候群というものがあります。この妊娠高血圧症候群は、いわゆる妊娠中毒症といわれるものです。妊娠20週目以降から分娩後12週までの間に、高血圧あるいは高血圧に尿タンパクを伴っている状態のことを指しています。あと微弱陣痛というもんもあります。微弱陣痛は子宮の収縮力が弱かったり陣痛の持続時間が短かったり、陣痛の間隔が長いなどの状態が続いてしまうとお母さんが疲れてしまいます。

 

そのため陣痛促進剤で陣痛を強くしますが、それも有効でなく自然分娩ができないこともあります。次に遷延分娩についてですが、これは子宮口が硬いため十分に開かない状態なのでお産が長引く状態のことです。この様なケースでは帝王切開に切り替えることもあります。それから回旋異常というものがあります。出産の時には、赤ちゃんは産道の形に合わせて、頭を回しながら下りてきますが、この回旋がうまくいかないことがあります。