帝王切開になるケース

帝王切開での出産になるのはどのようなケースなのでしょうか?それにしても「帝王切開」という字面にはちょっと迫力があると思います。語源については諸説あります。日本語訳はドイツ語の「Kaiser=皇帝」「Schnitt=手術」が元になっているといわれています。日本で最初に帝王切開手術が行われたのは1900年だそうです。このときに産まれたのが後の国立国会図書館副館長で美学者の中井正一という方だそうです。

 

帝王切開とは、自然分娩つまり経膣分娩が不可能で、あるいは危険性が高いと判断された場合に、子宮を切開して、赤ちゃんを取り出すといった方法です。赤ちゃんの大きさや母親の健康状態などから診断をおこない、陣痛が起きる前に計画的に行う「予定帝王切開」と、お産の途中でトラブルが発生してしまい母子が危険と判断されたときに行う「緊急帝王切開」があります。

 

適用されるのは、胎盤が子宮の出口を塞いでいるため赤ちゃんが出てこられない「前置胎盤」です。また、赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤に比べてみて大きかったり、骨盤の形に問題がある「児頭骨盤不均衡」、赤ちゃんが子宮の中で頭を上にした姿勢でいる「逆子(骨盤位)」などのケースがあります。逆子の場合であっても自然出産ができる産院もありますが、「赤ちゃんが片方の足を曲げている」というような場合には自然出産が難しいとされて予定帝王切開が選ばれることが多くなります。